北海道十勝地方で、冬を越して甘みの増した長いもの収穫作業が行われています。

 「十勝川西長いも」は甘みがあって、くせがなく、粘りが強いのが特徴で、海外にも輸出されているブランド野菜です。

 長いもの収獲は秋がメインですが、通年で流通させるため土の中で越冬させた長いもを春に収穫する「春掘り」も行われています。

 畑では生産者が朝早くから1メートルほど土を掘り返し、折れないよう一本一本丁寧に収獲していました。

帯広市川西長いも生産組合 前川俊英 豊西支部長
「去年と同様、品質もよく目方もありそう、(箱詰めの)扱いが難しくなるがうれしいかぎり、長くて太いので申し分ない」

 越冬させることで甘みがさらに増すという「春掘り」の長いもは、品質検査を経て選別され、全国に出荷されるほか、アメリカや台湾など海外にも輸出されます。

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