山形と秋田での記録的な大雨から7日目。山形県内で最も多くの住宅の全壊が確認されている鮭川村では、未だ手つかずの状態となっている地区があります。

記者
「あちらの2階建ての住宅ですが、家の後ろから土砂が流れ込み、1階部分が激しく押しつぶされています」

鮭川村では土砂崩れなどで、きのうまでに5棟の住宅の倒壊が確認されています。

新道地区を訪れると、ほとんどの住民は避難していて人の姿はありませんでした。

復旧作業には手がつけられていない状態で、あたりには溜まった土砂や流木、倒壊した家のガラスなどが散乱しています。

住民
「早く工事を。道路を通れるようにしてほしい」

山形県内では、未だ被害状況の把握ができていないところがあるなど、復旧は道半ばです。

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