土砂災害の影響で営業を停止していた松山城が、31日から全面的に営業を再開し、およそ3週間ぶりに観光客らの姿が戻りました。

今月12日に城山の北側斜面で起きた土砂災害を受け、営業停止となっていた松山城では、応急工事を終えると共に安全が確認されたとして、31日から天守のほかロープウェイ・リフトなどが全面再開されました。

なお、土砂災害で一部崩壊するなどしている緊急車両用の道路は引き続き立ち入り禁止で、松山市はセンサーを設置し、24時間態勢で地盤の変化を監視するということです。

観光客
「再開したことで良いとは思うが、被害に遭った方々は大変苦労されているので、早く良い状態に、元の状態に戻るといいなと思う」

近所の住人
「住人も観光客も安心して登ることのできる松山城を目指していくべきなんじゃないかなと」

松山は、31日も朝から気温30℃を超える暑さとなっていますが、訪れた観光客は天守を見学したり景色を眺めたりと、松山城を堪能していました。

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