勤務実態のない秘書の給与を国からだまし取った疑いで東京地検特捜部の家宅捜索を受けた自民党の広瀬めぐみ参議院議員が、離党する意向を固めたことが分かりました。

関係者によりますと、広瀬氏の事務所では、おととしから去年まで公設第一秘書の妻を公設第二秘書として届け出ていましたが、勤務実態がないにもかかわらず、国からの給与、数百万円をだまし取った疑いがもたれています。

東京地検特捜部はきょう、広瀬氏の関係先の家宅捜索を行いましたが、自民党幹部によりますと、広瀬氏は離党の意向を固めたということです。

今年3月に週刊誌がこの疑惑を報じた際、広瀬氏は「事実無根」などと反論していました。

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