パリオリンピック™で92年ぶりの歴史的快挙です。
総合馬術の団体で29日、諏訪市の光学機器メーカーnittohに所属する大岩義明(おおいわ・よしあき)選手など日本チームが銅メダルを獲得しました。


日本が馬術競技でメダルを獲得するのは「バロン西」と呼ばれた西竹一(にし たけいち)さんが1932年のロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得して以来92年ぶり。

西さんは戦争で亡くなりました。

総合馬術団体は1チーム3人。

馬場馬術、クロスカントリー、障害馬術の3種目で争い、ミスによる減点ポイントが少ない方が上位となります。

競技の舞台はベルサイユ宮殿。

2種目を終えた日本は5位で最終種目、障害馬術に臨みました。

48歳の大岩選手は、2008年の北京大会から5大会連続の出場です。

メダルをかけて人馬一体で駆け抜けます。

大岩選手は目立ったミスもなく障害を越えていき、ゴールした時にはガッツポーズも。

3人の合計得点115.80で銅メダルを獲得しました。

最年長の大岩選手をはじめ平均年齢41.5歳の選手たちは自称「初老ジャパン」。

長年積み上げてきたものがパリの大舞台で発揮されました。

大岩選手:
「いまだにちょっと信じられないですね。これを目標にしてきたので色々な人に会ったら実感がわくと思います」
「大騒ぎしてもらっているんじゃないでしょうか」

大岩選手は、個人でも7位に入賞しました。

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