兵庫県の若手クリエイターたちが制作した「神戸ねぷた」が、8月1日に開幕する弘前ねぷたまつりに出陣することになり、30日に鏡絵がお披露目されました。

神戸ねぷたの制作が行われているのは、弘前市役所ねぷた小屋です。

弘前市はフジドリームエアラインズの青森・神戸線の就航をきっかけに、神戸市で弘前ねぷたを開催するなど、関西圏からの誘客促進を図っています。

今年度は、弘前ねぷたまつりで神戸ねぷたを運行するプロジェクトが始まり、絵師の三浦呑龍さんの手ほどきで、森田望奈未さんたち神戸市の若手クリエイター5人が「鏡絵」や「見送り絵」などを描き上げました。

このうち、たて3.1m、よこ3.6mの鏡絵は、平氏にゆかりが深い神戸市にちなみ、平家の武将・平知盛が壇ノ浦の戦いで、安徳天皇と入水する場面が描かれています。

鏡絵を描いた森田望奈未さん
「神戸らしさを感じられるように意識して描いていたので、ちょっとでも神戸をおもしろそうだなと思ってもらえたらいい」

「神戸ねぷた」は、8月1日に開幕する「弘前ねぷたまつり」の初日と2日目に、弘前市役所ねぷたとともに運行された後、神戸市に運ばれて市民に披露されることになっています。

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