青森県の20代前半の転出超過率が全国で最も高くなり、男性に比べて女性の人口流出がより進行していることが分かりました。

県は30日、人口減少対策推進本部会議を開き、転出による人口減少を表す「社会減」について議論しました。

県によりますと、県内の20歳~24歳の転出超過率は男女ともに全国で最も高く、特に女性は男性に比べて約2.5%高くなっています。

また、2023年の1年間に青森県に転入した人の数は男性が9700人だった一方、女性は約3割少ない6500人にとどまっています。

青森県 宮下宗一郎知事
「極めて深刻だと思っている。若い女性に選ばれない青森県になっているというのが現状。その理由が何なのか突き詰めていくことが必要」

県はこのデータを踏まえて、若者の定着に向けた取り組みを進めるとしています。

次回の会議は10月上旬に「県内の経済分析」を議題に行われます。

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