JR東日本が、山形新幹線の運転の見通しについて発表し、運転見合わせとなっている山形~新庄のうち、山形~大石田について8月1日から一部列車の運転を再開するとしました。大石田~新庄については代行バスが運行されます。

25日から26日にかけて山形県に降った記録的な大雨で、奥羽本線の芦沢~舟形の間で線路ののり面が崩落するなど鉄道設備に影響が出ました。

■29日の現場の様子(画像)

29日から作業員が現場に入り、復旧作業が行われているのが確認できました。

■山がくずれ線路に(画像)

線路の上に完全に土砂が流れ込んでいます。

これに伴いJR東日本では、山形新幹線については現在、山形~新庄で運転見合わせが続いています。

■8月1日からの運行は

きょう、JR東日本新たな運転の見通しを発表し、運転見合わせとなっている山形~新庄のうち、山形~大石田については8月1日から一部列車の運転を再開するとしました。通常の8割程度の運転本数になるということです。

大石田~新庄については8月中旬まで列車の運転が見合わせとなりますが、代行バスが運行されるということです。

これで、大石田までは山形新幹線で、大石田からはバスで新庄に向かうことができるようになります。(もちろんその逆も可)

このほか、奥羽本線は、8月1日から村山~大石田で一部列車の運転を再開します。通常の6割程度の運転本数になるということです。

奥羽本線の大石田~新庄は8月中旬まで運転を見合わせるとしています。

奥羽本線の新庄~院内、陸羽東線の鳴子温泉~新庄、陸羽西線(代行バス)の新庄~酒田は、当面の間、運転を見合わせるとしています。

JRは、被害状況や天候により運転の見通しが変更になる場合や、その他の路線でも列車に遅れや運休が出る場合があるとしています。

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