山形県村山市の焼き鳥などを提供する店で食事をした人が体調不良を起こし、カンピロバクターによる食中毒と断定されました。

県によりますと、今月20日の午後6時半ごろに村山市の飲食店で食事をした6人のうち、30代から50代の男性4人が、2日後に下痢や発熱などの症状を訴えたということです。

保健所が店で食事をした4人の便を調べたところ、2人からカンピロバクターが検出されたことなどから、県は、店が出した料理による食中毒と断定しました。

店は31日までの3日間、営業停止を命じられています。

患者はすでに回復しているということです。

店では、焼き鳥などが提供されていて、県は、レバーがしっかりと加熱されていなかったことが原因の可能性が高いとしています。

県は、肉の中心部までしっかり加熱することや、肉は他の食品と調理器具や容器を分けることなどを呼びかけています。

山形県内で食中毒が発生するのは今回で5件目で、カンピロバクターによる食中毒は今年初めてです。

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