きょう(21日)午前、熊本県宇土市の国道で、乗用車ががけから転落しました。運転していた女性が死亡し、一緒に乗っていた幼児2人も重傷です。

きょう午前10時35分ごろ、熊本県宇土市赤瀬町(あかせまち)の国道57号で「追い越した車が、ふらついて崖の下に落ちた」と目撃者から110番通報がありました。

警察によりますと、運転していたのは熊本市西区の外村千富(ほかむら ちふみ)さん(35)で、病院に運ばれましたが死亡しました。同乗していた4、5歳くらいの女の子と1、2歳くらいの男の子も顔などを強く打って重傷だということです。3人は親子とみられます。

現場は緩やかな右カーブを抜けた先の直線で、外村さんはワンボックスタイプの乗用車を運転していましたが、前を走っていた車が道路わきに寄ったことから追い越したところ、ふらついて、がけから約10メートル転落したということです。

事故当時、現場は雨が降っていたということで、警察が当時の状況を調べています。

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