立憲民主党の野田佳彦元総理は、日本維新の会や国民民主党との協力を野党連携の軸足にすべきだとの認識を示しました。

立憲民主党 野田佳彦 元総理
「野党連携は野党第一党が、あらゆる野党ときちっと対話のできる関係にしなければいけないと思います。特に第2党の維新とか、元々同じ党だった国民(民主)とかが軸足だと」

BS-TBSの「報道1930」に出演した立憲民主党の野田元総理は、野党連携についてこのように述べ、維新や国民民主との協力を野党連携の軸足にすべきだとの認識を示しました。

さらに野田氏は、「保守系の無党派層に働きかけ、支持を得ることがこれからは基本的に大事だ」と強調しました。

野党連携のあり方をめぐり、党内では共産党との距離感について賛否が分かれていますが、これを念頭に置いた発言だとみられます。

次の衆院選に向け、泉代表が他の野党の党首と相次いで会談を行っているほか、政権交代に向けた政策作りについて党内の議論を活発化させていることに野田氏は、「政権を取りに行くチャンスだと位置づけて、あらゆる活動に精力を注ぐというのは当然のことだ」と述べた一方、「具体的にどういう前進があったのか、よく検証しなければならない」と指摘しました。

さらに野田氏は、これまで距離のあった小沢一郎衆院議員と19日に食事を交えながら会談していますが、「今回こそ政権交代を逃してはいけない。あらゆることを想定して全力を尽くしてやっていこう」との認識で一致したことを番組内で明らかにしました。

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