青森県内で27日から降り続けた雨の峠は越えましたが、30日昼前から大気の状態が不安定となる見込みです。これまでに降った雨により、地盤の緩んでいる所があり、気象台は土砂災害などに引き続き注意・警戒を呼び掛けています。

停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内は29日も各地で断続的に雨が降りました。

27日の降り始めからの雨量は、むつ市湯野川で125ミリ、六ヶ所で109ミリ、大間と今別で106ミリなどとなりました。降り続く雨に、通学や通勤する人は傘を手放せない日々が続いています。

青森市民
「歩いて行かないと学校に行けないので、あんまり降らないでほしい」

「ねぶた(の開催)大丈夫かな」

県内での大雨の峠は越えましたが、30日昼前から大気の状態が不安定となる見込みで、30日午後6時までの24時間に降る雨の量は多い所で県内全域で60ミリと予想されています。

気象台は、これまでに降った雨で地盤の緩んでいるところがあるため、30日夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水河川の増水に注意・警戒を呼び掛けています。

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