昨夜行われた中津祇園で山車の曳き手として参加していた女子中学生が頭の骨を折るなどの大けがをしたほか、観客の高齢女性が腰椎骨折の大けがをしたことがわかりました。

警察や中津祇園保存協議会などによりますと、きのう午後11時頃、中津市で行われた中津祇園で、山車が旋回する際に複数の曳き手が転倒。4人が病院に運ばれ、このうち三重県津市の女子中学生(14)が後頭骨骨折と外傷性頭蓋内出血の大けがをしました。女子中学生は父親の地元に帰省し祭りに参加していたということです。

また、同じ会場では市内の75歳の女性が別の観客とぶつかって転倒し、腰椎を骨折する大けがをしました。

中津祇園保存協議会では事故が多発した2004年に安全対策としてガイドラインを策定し、2011年にも事故が起きたことから改定していました。協議会は「再発防止に全力を注ぎさらなる安全性の向上に努力を続けます」とコメントしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。