青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の操業に必要な安全協定について、宮下知事が29日にも協定の締結を発表する見通しであることがわかりました。

県によりますと、宮下知事は中間貯蔵施設の操業に必要な事業者「RFS」との安全協定に関して、29日午後6時に会見を開くと発表しました。

複数の関係者によりますと、宮下知事は会見で協定の締結を発表する見通しだということです。

中間貯蔵施設を巡っては、7月23日に宮下知事は齋藤健経済産業大臣と会談し、最大の焦点であった保管期間が終わったあとの核燃料の搬出先について、六ヶ所再処理工場へ搬出し、処理することを想定して対応を検討していることなどの回答を得ていました。

これを受け、立地自治体の山本知也むつ市長は宮下知事へ「安全協定を締結できる環境が整った」という考えを伝えていました。

RFSは今後、県やむつ市と安全協定を結んだ上で、9月までの操業開始を目指しています。

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