北アルプス燕岳で27日午前、登山中の男性が体調不良を訴え、その後死亡しました。

長野県警安曇野警察署によりますと、27日午前9時半すぎ、燕岳の標高1750メートル付近で60代の男性が倒れたと同行者から救助要請がありました。

男性は午前11時すぎに県警ヘリで救助され、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。

男性はおう吐したあと意識を失ったということで、警察で死因を調べています。

一方、奥穂高岳では27日午前、標高2980メートル付近のテント場で、栃木県小山市の57歳の男性が体調不良を訴え、県警ヘリで救助されて病院に運ばれました。

また、中央アルプス宝剣岳では27日昼ごろ、茨城県つくば市の82歳の男性が落石を避けようとして転倒し、頭にけがをしました。

警察の山岳遭難救助隊などが出動し男性は午後2時半ごろに病院に搬送されましたが、けがの程度は軽いと見られています。

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