神戸市で7月26日、犯罪被害者の支援に関わる行政職員らを対象にした研修会が開かれ、息子を失った遺族が支援の必要性を訴えました。

 26日、犯罪被害者などへの支援を充実させようと、被害者や家族の対応にあたる県や市の職員らを対象に行われた研修会。2010年に起きた殺人事件で息子の将太さん(当時16)を失った堤敏さんが講演しました。堤さんは事件後の誹謗中傷など遺族らへの影響について触れ、継続的な支援の重要性を訴えました。

 (堤敏さん)「仕事もできなくなって、経済的にも困窮している被害者や遺族の方が多くいらっしゃいます。支援は絶対に必要です」

 県は職員らが遺族の話を聞く機会を今後も定期的に設けたいとしています。

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