徳島県鳴門市の沖合にある播磨灘では、鯛網漁が最盛期を迎えています。

 次々と水揚げされる色鮮やかな鯛。鳴門の鯛網漁は、水深30m付近に「つぼ網」と呼ばれる定置網を仕掛け、太平洋から産卵のためこの時期に瀬戸内海に入ってくるマダイを待ち伏せして生け捕りする漁法です。今年は3月末に漁が始まり、重さ1~4kgほどの大きなマダイが網で次々とすくい揚げられていきます。

 ここでとれるマダイは「鳴門鯛」と呼ばれ、鳴門海峡の渦潮にもまれて身が引き締まり肉厚だということです。

 鯛網漁は5月上旬まで続き、水揚げされたタイは生きたまま京阪神方面などに出荷されます。

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