7月31日は「少年よ、大志を抱け」で有名なクラーク博士の誕生日です。
その誕生日を前に、札幌市の羊ヶ丘展望台では、クラーク像の前で「大志」を叫ぶ大声コンテストが開かれました。

参加者
「ボーイズ・ビー・アンビシャス!元気だー!気合いだー!全開だ!」

 クラーク博士が、当時の札幌農学校の学生たちに送った「ボーイズ・ビー・アンビシャス」。

札幌市の羊ヶ丘展望台では、そんなクラーク博士の像の前でそれぞれの「大志」を叫ぶ大声コンテストが初めて開かれました。

参加者
「ボーイズ・ビー・アンビシャス!コンクールで優勝するぞ」

 ルールは、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」のあと、それぞれが抱いている「大志」を叫び、その声の大きさを競います。

コンテストには、小学生以下の子ども部門と、中学生以上の大人部門に分かれ、2歳から81歳までの22人が参加しました。

 大人部門には、HBCの新人記者も参加。社会人1年目の切実な思いを叫びました。

馬場佑里香記者
「目覚ましをかけないで寝たーい!」

 結果は、113デシベルで、3位でした。

ちなみに、100デシベルは、電車が通るときのガード下の騒音と同じレベルといわれています。

参加者
「お手伝いたくさんするぞー!」

 一方、子ども部門で優勝したのは…。

札幌・小学4年 大村理子さん
「歌手になりたい!頑張るぞ!」

声楽のプロ並みの音量を記録した札幌の小学4年、大村理子さんです。

 札幌・小学4年 大村理子さん
「勝ててすごいびっくりしてうれしいです。みんなを笑顔にしてあげたいという気持ちで歌手になりたいと思いました」

優勝した大村さんには、羊ヶ丘展望台の永久入場無料パスなどが贈られました。

 さっぽろ羊ヶ丘展望台副支配人 齋藤圭介さん
「来年も第2回を開催したいと思っていますし、さらに、再来年2026年はクラーク博士像が建って50年の、記念の年になりますので、再来年の第3回大会はもっとたくさんの参加者で盛り上がればいいなと思っています」

 

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