岐阜県各務原市の水源で、発がん性などが疑われる有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が検出された問題で、2回目の専門家会議が開かれました。

26日の専門家会議に先立ち、岐阜県と各務原市は、暫定基準値を超えるPFASが井戸水から検出された地域でアンケート調査を実施し、214の事業所から回答を得ました。

このうち、「PFASを含む薬品を使用または保管していたことがある」と答えたのは、航空自衛隊岐阜基地と各務原市役所など5つの事業所だったということです。

今後のポイントとなるのは、いまだ特定されていないPFAS汚染の原因がどこなのか。

座長の岐阜大学 神谷浩二教授は、汚染源が自衛隊の基地の中だった可能性について問われると、「今あるデータだけで推定はできても、確定はできない。全地域をしっかり調べるくらいの覚悟が必要だ」とコメントしました。

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