インドで開かれているユネスコの世界遺産委員会で27日、佐渡島の金山の世界遺産登録が審議される見通しです。こうした中、吉報を心待ちにする佐渡市では着々と準備が進められています。
佐渡汽船のバスターミナルにやってきた1台のバス。
【記者リポート】
「こちらが両津から相川までの急行バスです。佐渡島の金山の世界遺産登録を見据え26日から運行がスタートします」
その名も「世界遺産ライナーバス」。両津港と相川地区にある「きらりうむ佐渡」をつなぐバスで、最大45人が乗車できます。
26日は平日ということもあって乗客はいませんでしたが、来月31日まで毎日、1日3便運行するということです。
【記者リポート】
「一方、こちら、きらりうむ佐渡では、特設会場が設置され、あすパブリックビューイングが行われます。準備は万端です」
世界遺産登録を後押しする横断幕の設置や、登録が決まった時に割るくす玉の用意など準備が行われていました。
関係者や市民らおよそ150人が見守る予定です。
【佐渡を世界遺産にする会 萩野正作さん】
「良かったのが7割、あとの30パーセントは何か起きたら困るなと。登録の決定の良い返事を聞きたい」
上越市から来てこれから佐渡金山へ行くという親子も期待を寄せています。
【観光客は】
「ぜひ決まって県内の活性化につながってもらえればいいかな」
Q世界遺産ってなんだと思う? 「きれいな場所」
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