警視庁が警察学校で開いた採用イベントで、警護車から身を乗り出して一般車両の接近を制止するSP=26日午前、東京都府中市
警察官の仕事の魅力を知ってもらおうと、警視庁は26日に警察学校(東京都府中市)で採用イベントを開いた。大学生や高校生ら約120人が、警備部のSP(警護官)やレスキュー隊のほか、交通部の女性白バイ隊の訓練などを見学した。 イベントには、警察学校に入校中の学生約300人も参加。警護車が要人役を乗せた車の前後左右を走行したり、SPが身を乗り出して一般車両の接近を制止したりする様子が披露された。女性白バイ隊は、車体を左右に傾けながら障害物をかわして走る訓練を実演した。 警視庁の警察官採用試験の受験者数は2014年度の約1万6千人から、23年度には約9700人に減少している。
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