魚津水族館は、最長の54年にわたり飼育、展示してきた「アオウミガメ」が26日死んだと発表しました。

魚津水族館によりますと、アオウミガメはメスで体重は158キロ、こうらの長さは95センチありました。

提供:魚津水族館

名前はついていませんが、1970年(昭和45年)に江ノ島水族館から新潟水族館を経て、2代目魚津水族館にやってきて最も長い54年にわたり飼育展示されていました。

当初は来館者を出迎えるため、玄関先の屋外で展示していましたが、年を追うごとに大きくなっていったため、20年ほど前から移動や水温調整の負担を軽減するため水槽を施設内へと移しました。

提供:魚津水族館

来館者からは、水槽の中で悠々と巨体を動かす姿に「大きいね!」「カメさん!」などの歓声が上がっていたといいます。

アオウミガメの平均寿命は70年から80年ということですが、魚津水族館の個体については目が白濁するなどの老化がみられ、かなりの高齢だったと推測されています。

提供:魚津水族館

魚津水族館は7月27日(土)から8月4日(日)まで2階のウミガメ水槽の前に献花台を設置、アオウミガメをしのぶことにしています。

提供:魚津水族館

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