秋田県では、記録的な大雨による住宅地への被害が相次いでいます。

記者
「由利本荘市久保田の住宅地です。こちらの道路にはまだ泥が残っていて、その脇にはがれきも残っています」

秋田県内では、きのう市内の複数の川で堤防の決壊による氾濫があった由利本荘市など、8つの市と町で床上浸水が39棟、床下浸水が77棟と、きのうと比べて被害が拡大しています。

由利本荘市内のこちらの住宅の前には、近くの家や公民館からストーブや車などが流されてきていました。また、家の中にはまだ水が残っていて、畳が浮いた状態でした。

この家の人
「水の圧力が怖いと思った。避難しないでいれば、流されていたと思う」

この記録的な大雨で、県内では、秋田市で川に流されたとみられる80代の男性が市内の水路で遺体で発見されたほか、湯沢市の工事現場で土砂崩れが発生し、作業中だった男性1人と連絡が取れていません。

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