宮城県石巻市の表浜港で複数回にわたって大量のワカメを不法投棄したとして石巻市の水産加工会社の代表の男ら3人が逮捕されました。

廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは、石巻市小渕浜の水産加工会社の代表を務める72歳の男とこの会社のアルバイトの50歳と67歳の男2人です。

石巻海上保安署によりますと、3人は6月29日、石巻市小渕浜にある表浜港の防波堤から複数回にわたって、不要になったワカメおよそ4トンを投棄した疑いが持たれています。投棄されたワカメは海から取った後、長期保管するため塩に漬けて加工されていましたが、1~2か月放置され腐敗が進んでいたということです。

匿名の人から「ワカメらしきものを投棄している」という通報があり警察が捜査したところ、会社に腐敗したワカメが残っていたということです。男らは早朝から出入港を繰り返して不法に投棄していたとみられ、取り調べに対し容疑を認めているということです。

石巻海上保安署が余罪の有無や動機について調べています。

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