数十年に1度しか咲かず、愛好家の間で「幻の花」とも呼ばれるリュウゼツランが、茨城県五霞町の民家の庭先で65年を経て開花した。高さ約6メートルまで成長し、先端に開いた多数の黄色い花が注目を集めている。  リュウゼツランは中南米原産の植物。小学生の頃から育ててきた竹内実さん(73)は、初めての花を見て「鮮やかな黄色できれいだ」と目を細める。一度咲くと枯れてしまうため、新しく「子」の株を育て始めた。「私の孫かひ孫が次の花を見てくれたらうれしい」と話した。


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