三重県教育委員会は25日、県立菰野高校(同県菰野町)の野球部監督の60代男性教諭が部員に体罰や不適切な発言をした疑いがあると明らかにした。教諭は体罰などを認め、監督を解任された。県教委は今後、関係者への聞き取り調査を行い、教諭の処分を検討する。  同校は甲子園大会に春夏合わせて3度出場経験がある。現在行われている全国高校野球選手権大会の出場を懸けた県大会では、別の監督が指揮し4強に進出している。  県教委によると、学校に6月中旬「部員が不適切な指導を受けている」と訴えがあった。学校は男性教諭と部員に聞き取りを実施。教諭は訴えの内容を認め、同校が県教委に事案の内容を報告した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。