おととい(23日)香川県高松市内の路上で、原付バイクに2人乗りして、歩いていた男性のバッグを追い抜きざまにひったくった疑いで、高松市の少年2人が逮捕されました。2人のうち運転していた1人は、直後に踏切で停止することなく通過した疑いも持たれています。

窃盗の容疑で逮捕されたのは、いずれも高松市の溶接工の少年(17)と塗装工の少年(16)の2人です。

警察によりますと2人は、23日午後8時48分ごろ、高松市内の路上で原付バイクに2人乗りし、歩いていた香川県に住む男性(54)のセカンドバッグ(現金約1万5000円と財布など6点在中)を追い抜きざまにひったくり盗んだ疑いです。

2人はそのまま原付バイクに乗って走り去りましたが、運転していた少年(17)については、ひったくり事件の8分後に、高松市上福岡町の踏切を通過する際、直前で停止することなく進行した道路交通法違反の疑いも持たれています。

2人はその後、警察に発見され、警察官が職務質問しようとした際、後ろに乗っていた少年(16)がバイクを降りて走って逃走、運転していた少年(17)は細い路地に乗り入れましたが追い詰められ、バイクを乗り捨てて逃走しようとしたということです。

警察の調べに対し溶接工の少年(17)は窃盗について「間違いありません」、また道交法違反について「踏切を止まることなく通過した」と容疑を認めている一方、塗装工の少年(16)は窃盗容疑について「やっていない。知らない」と否認しているということです。

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