「会社を立ち上げるため協力してほしい」などと言って、知人からスマートフォンなどおよそ100万円分をだまし取った疑いで、三重県の会社員の男(52)が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、三重県桑名市に住む会社員・井上直仁容疑者(52)です。

鹿児島中央警察署によりますと井上容疑者は2018年4月ごろ、鹿児島県内に住む30代の男性と20代の女性からスマートフォンやタブレットなど12点、あわせておよそ100万円相当をだましとった疑いがもたれています。

井上容疑者は2人に「ネット通販の商品発送を請け負う会社を立ち上げるため協力してほしい」、「支払いは心配しなくていいので携帯電話を契約してほしい」などとうそを言い、だまし取ったスマートフォンなどは全て売却して換金したということです。

3人は知人同士で、被害にあった2人から警察に被害届が出されて発覚しました。

井上容疑者が起業した形跡はなく、取り調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。

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