熊本市中央区のアパートから約4000枚の100玉を盗んだとして、男2人が逮捕されました。

住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、熊本市西区横手に住む建設作業員の男(66)と、福岡県大牟田市手鎌に住む契約社員の男(41)です。

警察によりますと、2人は今年4月13日、熊本市中央区弥生町のアパートに侵入し、現金約40万円を盗んだ疑いが持たれています。

盗まれたのは、住民の70代男性が4リットル入りの焼酎の空き容器に貯めていた4000枚ほどの100円玉です。100円玉は1枚4.8グラムのため、4000枚の重さは約20キロになります。

近くの防犯カメラには、2人が当時、現金を運び出す様子や移動で使っていた車などが映っていました。

また、現金を紙幣に両替するため、福岡県内にある金融機関で硬貨を自らの口座に入金した記録などが容疑者の特定につながったということです。

逮捕された2人は知り合いで、また建設作業員の男とこのアパートの住民は仕事を通じて面識があり、以前に部屋を訪れたことがあるということです。

100円玉以外は盗まれておらず、警察は2人が計画的に犯行に及んだとみています。

警察の聞き取りに対し、2人は「盗んだことに間違いない」と容疑を認めているということです。

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