続いては感染症情報です。

発熱のほか、口や手足に水疱のような発疹ができる子どもの夏かぜ、「手足口病」の患者数が急増していて、県は2年ぶりに警報を発令しました。

今月21日までの1週間に県内28の小児科定点医療機関から報告があった手足口病の患者数は146人で、前の週より110人増えました。

1定点医療機関あたりの患者数は5.21人で、基準値の5人を超えたため、県は警報を発令しました。

警報の発令は、おととし8月以来、2年ぶりになります。

手足口病は、乳幼児を中心に夏に流行するウイルス性の感染症で、軽い発熱のほか、口の中や手足に水疱のような発疹が出ます。

まれに重症化し、合併症として急性脳炎や心筋炎などを引き起こすこともあるということです。

飛まつや接触などで感染が広がるため、県は、特にトイレのあとやオムツ交換のあと、食事の前には、石けんを使い、こまめに手を洗うよう呼びかけています。

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