今月11日、船で爆発が起き7人が重軽傷を負った福岡県苅田町のセメント工場で、また事故がおきました。24日午後、クレーンの積荷が落下し、男性2人が病院に運ばれ、このうち20代の男性1人が意識不明の重体となっています。

ベルトコンベア入れ替え作業中

24日午後1時半すぎ、福岡県苅田町松原町のUBE三菱セメント九州工場で、「積荷が落下して従業員がケガをした」と消防に通報がありました。

警察によりますと、当時工場では、ベルトコンベアのベルトを入れ替える作業が行われていて、クレーンでつり上げていた新しいベルトが傾いて落下しました。

現場にいた7~8人の従業員のうち、20代の男性が意識不明の重体、40代の男性が背骨を折る重傷で、現在で病院で治療を受けています。

つり上げていたベルトは、円形に巻かれた状態だったということです。

警察は、ベルトが落下した原因を調べています。

この工場では、7月11日にも岸壁に接岸・停泊していた土の運搬船で爆発が起きたばかりで、爆発によって男性7人が重軽傷を負いました。

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