京都市の小学校で数年前に当時の男子児童が受けていたいじめについて、7月に入り市の教育委員会が一転して「重大事態」と認定した問題で、同じ学校で当時の女子児童が受けたいじめでも市教委が同様に、7月に急きょ「重大事態」と認定したことがわかりました。

 関係者によりますと京都市の市立小学校に通っていた当時の女子児童は4年前から3年前の2021年にかけ、同級生からばい菌のように扱われるなどのいじめを受け、うつ状態になり、6年生の1年間で180日も欠席しました。

 市教委は女子児童がいじめを受けていたことは当時も認めていたものの、「いじめ防止対策推進法」上の重大事態とは認定していませんでしたが、7月に一転して重大事態と認定したと23日に明らかにしました。

 理由として、“長期の欠席といじめとの因果関係を正しく認識していなかった”などと説明しています。

 この市立小学校では数年前に当時の男子児童が受けていたいじめについても、7月、市教委が一転して「重大事態」と認定しています。

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