夏の高校野球・青森県大会で優勝し、7年ぶりに甲子園切符をつかんだ青森山田高校。一夜明けた23日に悲願の「甲子園優勝」に向けて始動しました。

新井宇輝アナウンサー
「きのうの熱戦を終え、喜びも束の間、選手たちの表情からは決意を感じます」

7年ぶりに夏の聖地への切符をつかんだ“青森山田ナイン”は、高校のグラウンドでストレッチなど軽めのメニューで調整しました。キャプテンの橋場公祐選手は、大会を通してチーム全体で戦力が底上げされていると実感しました。

青森山田 橋場公祐主将(3年)
「2年生ですけれど、雰囲気とか3年生と同じくらい頼もしい」
Q.貫禄ありますか?
「あります」

今大会、打率5割5分と1番としてチームをけん引した佐藤洸史郎選手。今大会、MVP級の働きをみせました。

青森山田 佐藤洸史郎選手(2年)
「不安とか落ち込むこともおおかったんですけど、自信になることがあって、そこから調子が上がってきてよかったです」

その自信につながったのは決勝での満塁ホームラン。

2アウト満塁の場面で向い風を切りさいてレフトスタンドに運び、チームの逆転勝ちを呼び込みました。

精神的にも成長を遂げた佐藤には、兜森監督がかける期待も大きくなっています。

青森山田 兜森崇朗監督
「彼自身が選抜大会でヒットを打つことができなかった悔しさを持って頑張っているところが結果に結びついたと思いますので、甲子園でも活躍を期待しています」

春のセンバツでけがをした右肩も回復。万全の状態で2度目の聖地に立ちます。

青森山田 佐藤洸史郎選手(2年)
「今年の選抜では、けがをして思うようなプレーができずに悔しい想いをしたので、まずは怪我をしないように活躍できるように頑張りたいです」

甲子園の組み合わせ抽選会は8月4日に行われ、開幕戦は7日に行われます。

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