岩手県内の全ての市町村長で組織する団体が23日、岩手県教育委員会が策定を進める県立高校教育の在り方にかかわる長期ビジョン策定に対して提言を行いました。

23日は市町村長の代表として宮古市の山本正徳市長ら5人が県庁を訪れ、県教育委員会の佐藤一男教育長に提言書を手渡しました。
提言書は、県教育委員会が高校再編も含めた県立高校教育の在り方の長期ビジョンの策定を進めていることを受けて作成されたものです。
その中では、少子化が進む中でも学校が地域に果たす役割を考え、生徒の数だけで再編を決めないでほしいとしました。

(山本正徳 宮古市長)
「小さい高校の良さ、大きい高校の良さ、それぞれあるので岩手県内広い中で一緒くたにして考えるのは岩手県にはそぐわないのではないか」

提言書は7月26日に行われる長期ビジョンの検討を行う会議に参加する有識者らに示される予定です。

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