メッセージアプリで知り合った男を名乗る人物から投資話をもちかけられ、小松市に住む30代の女性が現金およそ3100万円をだまし取られました。警察はSNS型のロマンス詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、被害にあったのは小松市に住む30代の女性で、今年3月末、スマートフォンのメッセージアプリに男を名乗るアカウントから突然連絡が届き、やり取りを繰り返すようになりました。

その後、男から「国際的な金取引に投資すれば収益が得られる」と勧められ、女性は今月12日までのおよそ2か月半の間に、投資金として10回にわたって約3100万円の現金を指定された口座に振り込んだということです。

女性が投資での儲けを現金化しようとしたところ、男性から「出金するために金が必要だ」などといわれ、不審に思った女性が知人に相談して事件が発覚しました。

警察は、SNS上のやり取りを重ねるうちに、親近感や恋愛感情を抱くようになる「SNS型ロマンス詐欺」として調べを進めています。

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