総務省消防庁は23日、熱中症で15~21日の1週間に全国で9078人が救急搬送されたとの速報値を公表した。搬送者は今シーズン2番目に多く、新潟、香川、福岡など6県で計6人の死亡が確認された。  21日までの累計は3万4547人で、昨年同時期に比べ3045人多い。今後も全国的に厳しい暑さが続く見通しで、消防庁は小まめな水分補給やエアコンの適切な使用などの予防対策を呼びかけている。  15~21日の搬送者のうち、3週間以上の入院が必要な重症者は157人。65歳以上の高齢者が5058人で過半数を占めた。発生場所は、敷地内を含む「住居」が37・2%で最多だった。


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