関東地方は23日も猛烈な暑さが続き、千葉県市原市で最高気温39.0度と、関東で今年4回目の39度台を観測した。市原市では2004年7月に40.2度を観測しており、今回の39度は観測史上3位、7月としては同2位の記録となった。

猛暑は続きそう(イメージ写真)

 各地の最高気温は、茨城県大子(だいご)町で7月の観測史上1位となる38.7度、群馬県伊勢崎市と埼玉県熊谷市で38.1度、栃木県佐野市で37.8度、東京都青梅市で36.7度、神奈川県小田原市で36.2度など。東京都心も34.5度に達した。  全国にある気象庁の観測点914カ所のうち、35度以上の猛暑日は256カ所。前日の288カ所に次ぐ今年2番目の多さだった。  気象庁が23日発表した3カ月予報では、8~10月も全国的に高温傾向となりそう。盛夏が過ぎても残暑が厳しい見込みで、熱中症に注意を要する期間が長引きそうだ。(宇佐見昭彦) 

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