市販薬を大量に服用する、いわゆる「オーバードーズ」が若い世代を中心に問題となっています。23日の会議で、鹿児島市で搬送された人の4割が20代以下だったことなどが報告されました。

これは県教育委員会、県警、税関などが出席した23日の会議で報告されたものです。

「オーバードーズ」は疲労感をなくしたり気分を高揚させるため、市販の風邪薬や咳止めなどを大量または高い頻度で服用することです。薬物依存や体調不良を引き起こすほか、死亡する事例も発生していて危険な行為です。

鹿児島県によりますと、鹿児島市で2022年にオーバードーズ疑いで搬送されたのは4割は20代以下でした。また全国では、薬物依存症の10代のうちオーバードーズの割合は2014年はゼロでしたが、2022年には65パーセントと急増していて、若者のオーバードーズが問題となっています。

県は学校での薬物乱用防止教室などを実施し、若い世代に薬物乱用の危険性を訴えていくとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。