きのう(7月22日)、熊本県益城町でピットブルを含む20頭以上のイヌが逃げ出し、きょうも新たに保護されています。

飼い主の男はブリーダーを名乗っていますが、販売目的での飼育に必要な届け出をしていませんでした。

逃げた犬など20頭以上を保護

きのう、益城町で20頭を超えるイヌが逃げ出したことが、近所の人からの通報で明らかになりました。

御船保健所などによりますと、きのう22頭が保護され、きょう新たに近くの家の庭などにいたピットブルとみられる3頭が保護されたということです。

過去には県の立ち入り調査も

イヌが逃げ出したことに関連しきのう、ひもにつながれていないイヌを見つけた警察が飼い主の男(50代)に「放し飼いはやめてください」と声をかけたところ、男は激高しパトカーを殴ったため公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されています。

飼い主の男をめぐっては…。

熊本県 健康危機管理課 松本辰哉さん「他の動物に関して、臭いや外に出ているという苦情があり、令和3年(2021年)8月に立ち入り調査に行った記録がある」

また、男はブリーダーを名乗っていますが、県によりますと販売目的でイヌを飼育するのに必要な届けが出されていなかったということです。

県は今後、飼い主の男が適切な環境でイヌを飼育していたか調査し、行政指導する可能性もあるとしています。

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