奈良県が県内の民間団体から寄贈されていた植物標本およそ1万点を誤って廃棄したとして、民間団体が県に経緯の説明を求めました。
奈良県内の野生植物を研究する民間団体「奈良植物研究会」によりますと、2001年に団体から県に寄贈された植物標本およそ1万点が去年10月に誤って廃棄されたということです。
植物標本については県が適切に保存するという覚え書きが当時の県知事との間に交わされていました。
(奈良植物研究会・松井淳会長)「由々しいことありえない」
団体は県に対し、経緯を明らかにした上で対応の改善を求める要望書を提出しました。一方、奈良県は「今回の事案を厳粛に受け止め、再発防止を徹底していく」としています。
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