22日午後2時すぎ、福島県広野町のJERA広野火力発電所の専用港内で、潜水して海底から土砂の採取作業にあたっていた潜水士の男性が死亡しました。

死亡したのは、いわき市洋向台の会社員・鈴木寿明さん(66)です。警察によりますと、22日午後2時半ごろ、広野町のJERA広野火力発電所にある、荷揚げなどをする専用港内で「潜水している人が心肺停止の状態だ」と消防に通報がありました。

鈴木さんは、潜水で海底の土砂を採取する作業中におぼれたとみられ、その後、死亡が確認されました。

鈴木さんは、潜水作業をする専門の会社のベテラン潜水士で、当時船に4人が乗り、2人が安全管理を行い、鈴木さんを含む2人が潜って土砂を採取していました。

警察が、鈴木さんがおぼれた原因や、作業に問題がなかったかなどを詳しく調べています。

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