聴覚障害者の国際大会などで活躍する五戸町出身の佐々木琢磨選手が講演し、デフ競技の魅力を伝えました。

佐々木選手は19日、地元・五戸町で「デフ陸上と陸上は同じじゃない」をテーマに講演しました。1歳半から両耳がほとんど聞こえないというハンディキャップがありながら、陸上に打ち込み、2022年のデフリンピック男子100メートルでは日本人初の金メダルを獲得しています。一般の大会でも活躍する佐々木選手だからこそ分かるデフ競技の魅力を語りました。

※佐々木琢磨選手
「デフ大会だと試合始まる前、待機しているときも手話ができるスタッフから説明を受けて楽しくコミュニケーションができます。ですからいい走りを見せたいという気持ち、心が燃えてくるんですね」

佐々木選手は、来年、東京で開催されるデフリンピックで金メダル獲得を目指して練習を重ねていきます。

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