同じ障害者支援施設に通う女性に暴行を加えて死亡させたとして、熊本市の男が逮捕されました。

傷害致死の疑いで逮捕されたのは、熊本市東区長嶺南の作業員、早瀬真吾(はやせ しんご)容疑者(42)です。

早瀬容疑者は今年4月下旬、熊本市東区月出(つきで)のアパートで、この部屋に住む木下春千代(きのした はるちよ)さん(71)に対し、顔や胸を拳で殴ったり蹴ったりするなどの暴行を加え、外傷性ショックで死亡させた疑いが持たれています。

警察によりますと2人はいずれも知的障害があり、同じ障害者支援施設で作業員として働いていました。

木下さんは4月27日午後10時ごろには生存が確認されていました。

しかし2日後の4月29日午前11時ごろ、木下さんが勤務時間になっても施設に来ず、連絡も取れないことから施設の職員がアパートを訪ねたところ、室内で横たわった状態で死亡している木下さんを見つけたということです。

警察の調べに対し、早瀬容疑者は「数十回殴ったり蹴ったりした」と容疑を認めているということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。