北海道新幹線の札幌延伸について、2030年度末開業の断念を早ければ来週にも正式発表の方向で調整されていることがわかりました。

 北海道新幹線の新函館北斗から札幌までの区間は、2030年度末の開業を目指して現在、工事が進められています。
 しかし、ルートの8割の占めるトンネルの工事が難航していることに加え、工事の人員の確保も難しくなっています。
 このため、北海道新幹線の建設を行う鉄道運輸機構と国土交通省が、札幌延伸の2030年度末開業を断念することを、早ければ来週にも正式に表明する方向で調整していることが関係者への取材でわかりました。
 新たな開業の時期は示さない方針で、今後、有識会議で工事の進め方などを協議します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。