甲子園出場をかけた高校野球夏の鹿児島県大会。22日は、準々決勝があり、ベスト4が出そろいました。第1試合では、2年前と3年前の優勝校が対戦しました。
準々決勝第1試合は、ともに県内最多、20回の夏の甲子園出場を誇る樟南と鹿児島実業が対戦。
試合は3回ウラ。鹿実は先制のチャンスを作り、2番・丸山。レフト前ヒットで2塁ランナーが3塁を回ってホームに。しかし、レフト村上からの好返球でアウト。樟南、得点を許しません。
すると、続く4回。樟南は3番・坂口のヒットなどで1アウト3塁2塁とすると、スクイズ失敗で、3塁ランナーが挟まれますが…走りこんだ塚原がタッチをかわし、セーフ。樟南が先制します。
樟南の2点リードで迎えた6回表には、2アウトから7番・篠原。タイムリー3ベースで、リードを広げます。
追いかける鹿実はそのウラ、1アウト3塁・2塁とチャンスを作りますが、樟南の堅い守備の前に得点を奪えず。樟南、このピンチも切り抜けます。
その後も、樟南先発・2年生の犬窪は、打たせて取るピッチングで鹿実打線を0に抑えると、最後はセカンドゴロに打ち取り完封勝利。5対0で樟南が勝ち、準決勝進出を決めました。
◆樟南 5-0 鹿児島実業
(樟南2年・犬窪晴人投手)「しっかり自分の役割を果たせてよかった。次の試合も気は抜けない。自分の投球をして、強気でいきたい」
第二試合では、鹿児島情報と枕崎が対戦。初回、枕崎は満塁とし、押し出しのデッドボールで先制すると、さらに、7番・板敷の3ベースヒットで、この回、一挙6点をあげます。
その後も得点を重ねた枕崎が、11対1、6回コールドで準決勝進出です。
◆枕崎 11-1 鹿児島情報(6回コールド)
「枕崎3年・三嶋聖太主将)「うれしいです。シードとか関わらず、全力でぶつかって優勝目指していきたい」
22日で、ベスト4が出そろいました。準決勝の組み合わせは、神村学園対枕崎、樟南対鹿児島城西。準決勝は2試合とも、3日後の今月25日に行われます。
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