防衛省が鹿児島県さつま町で検討している自衛隊の弾薬庫整備に向けた動きです。22日から初めて地上での測量調査が始まりました。

防衛省は、さつま町にある標高およそ650メートルの中岳に自衛隊の弾薬庫の整備を検討しています。

九州防衛局は先月19日から、地形や地盤が整備に適しているかどうかの現地調査を進めていて、初日は小型機で上空から標高や地形を計測しました。22日は、中岳周辺で初めて地上から標高の測量が行われました。

(南川公民会・上別府裕人会長)「国がやることなので、住民に説明してもらいながら取り組んでほしい」

今後は動植物の生息状況などの調査も予定していて、一連の調査は2026年3月まで行われます。

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