石川県内全域に被害をもたらした能登半島地震。各地では復旧・復興のための解体作業が進められていますが、小松市では22日、自治体が費用を負担して住宅の解体や撤去を行う公費解体が始まりました。

小松市で公費解体が始まったのは地震で半壊する被害を受けた安宅町の木造2階建ての住宅です。

解体は午前9時ごろから始まり市から委託を受けた業者が重機を使用して作業にあたっていました。

小松市では元日の地震で半壊が71棟、また、全壊が1棟と合わせて72棟の住宅が半壊以上の被害を受けました。

小松市環境推進課山本岳司参事「生活再建に向けて市として公費解体を円滑に実施し、被災者が安心して生活できるように微力ながら役に立てればと思う」

小松市での公費解体の申請受付は、12月27日までで、現在、4件6棟の申請を受け、受理されているということです。

市では30棟ほどの公費解体を見込んでいます。

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