22日の長野県内は、この夏初めて「熱中症警戒アラート」が出されるなど、非常に暑い1日となりました。

森記者(松本市内):
「午後2時を回りました。じりじりと強い日差しが照り付けています。手元の温度計はなんと40度を超えています」

22日の県内は、飯田市南信濃で37度となるなど、30の観測地点のうち8地点で35度を超える猛暑日に。

飯田や伊那、辰野など5地点では、今年の最高を記録しました。

36.1度を観測した松本市の芳川公園では、子どもたちが噴水で水遊びを楽しんでいました。

子ども:
「楽しい」
(外出るの暑いからいやだなって思わない?)
「思わない!」
「水に当たれるのが気持ちいい」

母親:
(本当はお母さんも入りたい?)
「本当は入りたいです。(暑さ対策は)水分補給と、着替えを持ってくること」

水辺で休憩中の、高校生は…

「灼熱地獄!」
「38度くらいある!」
(何していたんですか、これまで)
「野球です」
(この暑さの中で!大丈夫ですか?)
「だいじょばないです」

日陰に入って休憩したり、水分補給をしたりしながら、過ごしていました。

気象庁などは、この夏初めて県内に「熱中症警戒アラート」を発表。

気温や湿度、輻射熱(ふくしゃねつ)を反映した「暑さ指数」をもとに、健康被害が起きるおそれがある場合に警戒を呼びかけるものです。

消防によりますと、県内では22日、熱中症が疑われる搬送が18件あり、70代から90代の男女5人が中等症、13人が軽症となっています。

県内は23日も松本と飯田で36度、長野で34度が予想されていて、熱中症に注意が必要です。

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