梅雨明けはまだですが、猛暑が続いています。

22日の福島県内は高気圧に覆われて気温が上がり、広野で37.3℃、浪江で36.5℃、そして福島で36℃など、県内8つの観測地点で35℃を超える猛暑日となりました。郡山市のプールでは、夏休みに入ったこともあって500人を超える人でにぎわいました。

女の子「冷たくて、久しぶりに入ったから気持ちいい」
男の子「思っていたよりぬるい。日差しで温まっている」

環境省と気象台は、熱中症の危険性が極めて高いとして、県内で今年初めて「熱中症警戒アラート」を発表。熱中症に対して厳重に警戒するよう呼びかけました。

午後5時までに、県内で熱中症とみられる症状で救急搬送された人は16人で、このうち郡山市で1人が重症となっています。

佐藤玲奈アナウンサー「現在の伊達市梁川の気温は34℃となっています。風はあるんですが、サウナの中にいるようなじわっとした暑さが肌にまとわりついてきます」

梁川の暑さをアピールしようと、先週設置された温度表示板。梁川では午前中のうちに35℃を超え、最高気温は36.4℃の猛暑日となりました。これには、暑さに慣れている地元の人も応えたようで…。

地元の20代男性「いや~暑すぎますね。きょうは図書館で勉強しにきました。この暑さだと集中できなくて(お茶を)1リットル、2リットルは飲みますね。この時期だと」

会津若松市の鶴ヶ城では、訪れる観光客にはありがたいミストシャワーが威力を発揮していました。

千葉から来た子ども「暑くて溶けちゃいそうです」

23日以降も県内は予想最高気温が福島で35℃など、厳しい暑さが続く見込みで、気象台では熱中症に厳重に警戒するよう呼びかけています。

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