新型コロナの患者が増加していることを受け、厚生労働省が専門家から感染対策などについてヒアリングを行い、「夏の間に一定の感染拡大の可能性がある」という見解が示されました。

武見敬三 厚生労働大臣
「過去の状況などを踏まえると、夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性があって、引き続き感染状況を注視していく必要があると考えます」

きょう、厚生労働省で行われた専門家からのヒアリングでは、新型コロナの全国の直近1週間の患者数が前の週と比べて1.39倍となり、10週連続で増加していることが示されました。

また、手足口病の患者数がこの時期としては過去10年で最も多くなっているなど、新型コロナ以外の感染症についても感染が拡大していることから、換気や手洗いといった基本的な感染対策を呼びかけています。

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